雪景色
今日、東京は雪が降った
東京生まれの東京育ちの私
雪ってやっぱり「珍しい」「ラッキー」「きれい」なイメージがあって
30を超えた今でも何となく雪の日はルンルンしてしまう
道を歩いていて、マスクからの蒸気でメガネが曇って前が見えなくなる
その瞬間あたまによぎったのは
「雪が見えくなっちゃう!!!!」
目の前に広がる、というより私を360度囲んで
世界がどんどん白くなっていく
隣の駅から自宅に向かう、普段の道路
1月の初め、枯れ枝に色づいた葉っぱが申し訳程度に残っている草木も多い。
そこに雪が降り注いで積もっていく
なんとまぁ。
わびさびの心が刺激されます
この概念を外国の人に説明するにはどう説明したらいいんだろう、と一瞬思ったけれど
言葉にしなくても、同じ空気の中で同じ景色を体感したら
きっと同じような心の動き方をするんだろうな、とおもう
もちろん全員じゃないかもしれないけど
その心の動きを言葉に表すときは
きっと自らの経験、囲まれてきた環境が大きく影響するだろうから
ひとそれぞれダイナミックに個性が現れるところだと思うけれど
絵画も音楽も踊りも、アートにも「個性」の概念があるけれど同時に言葉にならない感動を共有できたりする
言葉の表現にも「個性」の概念があるけれど、同時に個々の頭の中や心に散らばった意思・気持ち・事実を共有できるツールでもある
たまに、芸術 vs 言葉 というカテゴライズがあるように感じるけれど
カテゴライズする必要は、あまりないのでは??
今日は雪を見て雪はきれいだな、さすが雪景色・雪化粧といった言葉が生まれるくらいだものなぁなんて考えていたけど
どの天気にもそれを美しく響かせる言葉があるよなぁ
雨音
陽だまり
風が舞う
...
あなたの好きな言葉は、なんですか