fioriprofumati’s diary

30手前で脱サラ、イタリアに留学。踊ったり音楽を聴いたり、いい匂いをかいだり美術館に行くのが好き。

疲れた日

 

 

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疲れて帰ってやっと作ったサラダ。ズッキーニが美味しい。

 

 

授業開始日。

 

結論から言うと、とても疲れた日になりました!

 

まず、通学途中のトラムが満員で痴漢にあう。

そのせいで目的地点より前でトラムを降りる。

何年か前に同じ大学に通うイタリア人の友達について大学に連れて行ってもらったときに見た景色と似ていたので、歩いていけると思い歩いて大学を探すことに。Google Mapへの高い信用。(後に、彼は博士課程だし、大学はマンモス校なので前回連れて行ってくれた場所はおそらく私が今回探していた後者とは全く違うところである可能性に気づく)

さまよい歩いている間に、水たまりの上を遠たトラックに思い切り水を浴びせられる。

歩けど歩けど全然着かない。

それっぽい建物を見つける。

Barに学生がたくさんいるけど教室がない。

とりあえず建物内に入って人を見つける。「美術史の授業に参加したいのですがAula1という教室はありますか?」と聞く。

「うーーーん、ちょっと分からないけど、ここの二階に行けば、教室は一つしかないからそこだと思うわ!」と言われる。

大学なのに教室が一つ?と思ったけど、考える余裕がないので言われたとおりに二階へ。

インフォメーションぽいところがあったので中の人に同じ質問をする。

超絶感じ悪く、「反対の建物にいけ」と言われる。

反対の建物に行って同じ質問をする。

ここの受付の人はとても感じよく、優しかった!どうやら私がうろついていたこの敷地内にあるのは、サピエンツァ大学の授業をやるようなところではなかったらしく、

道路を横切った反対側の建物にいってみて、教えてくれた。

道路を渡ってみて、また新たな敷地内に入ると、やっとここが「Citta Universitaria」と呼ばれる、サピエンツァ大学のそれぞれの学部の校舎が集まる場所についたのだと理解。で、学部ごとに校舎が違うらしいこともここで理解。私が持っていた情報は、「サピエンツァ大学の、Aula1という教室に行く」。敷地はとても広く、校舎は何個もあって、こんなざっくりした情報では到底たどりつけない。

もちろん迷うことを念頭において、11時からの授業のために家を9時に出発していたが、無情にもCitta Universitariaに到着した時点で11時を回ってしまった。

痴漢にあったときにあまりのこわさに現地人の友達にwhatsappで話を聞いてもらっていて、その流れで授業にも間に合わない、教室を見つけられない、もう日本に帰りたいと泣き言をいう。その友達は前述の同大学の博士課程の学生で、whatsapp上で励ましながら地図とか色々送ってくれた。今思い返せば、朝から申し訳なかった。。。

なんだか寂しくて、なんでイタリアに来たんだろうという気持ちになって、目に涙を浮かべて半ば諦めモードで敷地内を歩いていたら。見つけた!

時間は授業開始より15分経過。おそるおそる教室を覗いてみると。

そこは講堂で、生徒の数もかなり多い!まだ授業と言うよりは、このコースの説明中だったのであまり違和感なく混ざれました。でも、かなり大人数だから、このクラスで友達を作るのは難しそうで、それが少し残念でした。

授業は13時に終了。外国人学生課の事務所に書類を提出したいが、受付開始が14時半なのでテルミニに20分かけてもどり、時間を潰すことに。

14時半に戻ってくると、まだ扉があかず他の学生が誰かに事情を聞いて、他のルートで学生課に入る道を聞いていたので、わけもわからずその人についていくことに。

途中で、何人かバラけたけど近くにいた女の子が入った先についていって順番を待っていたら、その女の子が「ここ衛生課だけど大丈夫?」と声をかけてくれた。そう、学生課も学部によって入り口が全然違ったらしいのです。外国人課に行きたいと伝えると、ネットで検索してくれて、Scala Cって書いてあるけど、よく変わるから何人かに聞いてみてね、と言ってくれました。ここに来て、やっとScala Cとか、Piano1とかイタリア式の場所の表し方が少しずつ分かってきました。文化が違うと建物の中に入るのさえ、やっとこさです。

やっとの思いで外国人課にたどり着き、書類を提出したい旨伝えましたが、「授業料の払込がすんでるなら、後はもう何もすることないよ!頑張って授業受けてね!」と言われ、結局書類は受け取ってもらえませんでした。笑

 

帰りは大学の目の前にトラムの停留所を見つけて、しかも家の前まで一本で帰れる線だったので、ラッキーでした。が、かなり疲れて、かんたんにサラダを作り、パンと食べて、バタンキュー。

こんな日もあるよなぁ〜。