fioriprofumati’s diary

30手前で脱サラ、イタリアに留学。踊ったり音楽を聴いたり、いい匂いをかいだり美術館に行くのが好き。

Tarantella Cilentana

やっと今回のイタリア滞在のメイン目的である、イタリア民族舞踊の教室が決まった!

 

こっちにきてからというもの、毎日のように(私には欠かせない)ベリーダンスの先生と、イタリア民族舞踊の先生をネットで探していた。

ベリーダンスについては、たくさんの教室がヒットしたけど、私も5年ほど踊っていてショーもたくさん見てきているので、「好きなスタイル」「憧れる踊り方」「見とれる魅せ方」というものがある。その為、ローマ近辺でヒットしたベリーダンスの先生の名前を見つけてはYoutubeで検索して、習いたいかどうか考えていた。ベリーダンスについてはまた別の記事で。

 

イタリア民族舞踊の方は全くの初心者で、何もわからないので正直誰でもいいからはやく習いたいなぁというのが本音だった。ただ、友達のルカはこの道のプロフェッショナル、こちらも相当こだわりがあるようで、私がピックアップした教室はあまりおすすめではなかったらしく、「僕が先生を探すからちょっと待ってて。」と知り合いの踊り手に声をかけてくれいていた。

そして、イタリアにきて3週間がたち、時間の都合も練習場所も都合のいい先生が見つかったとの連絡が!!!

Donatella Centiさんという先生。

ルカからドナテッラの連絡先と練習場所の住所を聞いて、さっそくWhatsappで連絡をとりお試しに行ってみることに。練習開始時間より15分早く来てくれればちょっとお話しようね、と優しいメッセージも!!

 

教室が有るところは、家から40分程でそう遠くないものの、普段学校や遊びに行く方とはまた逆。始めていくところは迷いがちなのでいつも通り緊張。

今回もグーグルマップに頼りきって到着。

おそるおそるドアを開けると事務所みたいなところに人が4人くらいいた。

そう、私はドナテッラの風貌をしらない。

どうしよう、なんていえばいいんだっけ、、、なんて考えていると、そのうちの一人の結構強面の若干魔女みたいな(笑)女性が私の方を見てなんか言ってる!落ち着いて聞いてみると「Eccola(あ、来たわね)」といってる。そうか、ここでは私は外国人だから見ただけですぐこの子がダンス習いたがってるアジア人だってわかるよなーなんて思いつつ。メッセージでやり取りして私が勝手に抱いていたイメージと違うからすぐに結び付けられなかったけど、この人がドナテッラらしい。

 

第一印象怖かったし、イタリア人の特徴なのか、広い練習場に二人きりでいるのに、喋る時すっごい距離近くて(体感距離10センチ)、心のなかで「近いな〜」って思ったけど、後からパラパラ来る生徒さん全員に「この子日本から来たナナよ」と紹介してくれたり、レッスン中もこまめにケアしてくれてとても優しい方でした。魔女みたいって思ってごめんなさいと思ったのは内緒のお話。笑

嬉しかったのは、ドナテッラが「私は英語喋れないの。だからイタリア語でやるけどわからないことがあればなんでも言って。」と言ってくれたこと。そう!イタリア語でやってほしかったの!イタリアにいて、イタリアの音楽と踊りを体感しに来ていて、そんな中でイタリア人の生徒に混ざってイタリア人の先生に教わるんだから、イタリア語がいいに決まってる!!!!!ベリーダンスの方で、やたらと英語を使ってくれるので、ありがたいんだけど、ちょっとフラストレーションがたまってたのもあり、すごく嬉しかった。その他にも、ペアでやる踊りだからレッスン中、「ペアを変えて!」みたいなときに私とも踊ってくれたこと。最初はみんな不思議そうに見てたけど(イタリア語も満足に話せないアジア人がぽつんといきなり現れたら、そりゃそうだ)、分け隔てなく接してくれて嬉しかった。

 

はやくスムーズにコミュニケーション取れるようにイタリア語も頑張らなきゃ。

 

 

 

今日のレッスンメモ。

今日はTarantella Cilentana.

ナポリよりもちょっと南に位置する、チレント地方のタランテッラ。

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www.youtube.com

こんなふうに踊れたら楽しいだろうなぁ☺